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December
第8回 在庫を管理する方法とは③
物を仕入れ、それを販売する事業において、在庫管理の業務は非常に重要なものですが
その管理方法にはいくつかの種類があることをご存知でしょうか?
今回は、在庫管理の方法をいくつかご紹介します。
定期発注点方式
定期発注点方式は、あらかじめ発注間隔を設定し、一定期間において注文するという方法です。
発注数量もその都度調整しながら決められます。
その商品の需要に合わせて発注量を調整できるため、需要の変動が大きい場合に適用するといいでしょう。
高価な在庫が必要な場合や、手配するまでの時間が長い場合にも、あらかじめ発注のスパンを決めておけば発注忘れといったケアレスミスを防げます。
メリット:
・在庫過多になる心配が少ない。
・一定期間を空けて発注を行うため、発注回数自体は減る。
・運転資金が節約できる。
デメリット:
・在庫数に合わせて発注量の調整が必要になるため、事務処理が増える。
・需要予測がはずれると、欠品の恐れがある。