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December
第22回 バーコードで出来る在庫管理の効率化③
私たちも普段から目にするバーコードですが、これが具体的にどのような役割を果たしているのかご存知でしょうか?
買い物の時に金額を読み込んでくれるのはもちろんですが、実は、商品の在庫管理をする際にも役立っているのです。
ここでは、在庫管理の際にバーコードがどのような役割を果たすのかについてご紹介します。
棚卸業務の効率化
入出荷のエラーが減ることにより、棚卸も明確且つスムーズになるでしょう。
商品を一つ一つ手作業でカウントするのではなく、棚卸をしながら端末・コンピュータへとデータ送信するため、確認時の作業効率も大幅に上昇します。
バーコードをスキャンするだけで商品の原価・売価などを確認できるため、瞬時に利益率の計算が行えるというメリットもあります。
今までは利益がどれくらい生まれたのかを計算するために、棚卸後数時間かけて計算する必要がありましたが、バーコードを使って作業を行うだけで、その時間を1時間程度まで削減することが可能なのです。
全体の流れからしても、在庫の目視確認→棚卸原票への記入→データ入力といった工程全てを省くことが出来るため、人件費削減にもつながるでしょう。